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「子育て生活応援事業」って(その5、マイナンバーカードの交付率問題)

 今回は「子育て生活応援事業」とマイナンバーカードの話です。この事業では給付金をマイナポイントで支給することになっています。  念のために、今回の「子育て生活応援事業」はマイナンバーカードの交付率アップを目的にしているわけではないようです。 で、わたし的結論を先に。 「子育て支援」と「マイナンバーカ

「子育て生活応援事業」って(その4、バラマキ?不公平?)

 今回は「バラマキ?」と「不公平?」について。1.バラマキ? 9月議会で兵庫県明石市の子育て支援の取り組みが紹介されていました。 前から、敦賀市のキャッチフレーズは、明石市のキャッチフレーズは似てるなぁと思っていて、例えば、両市のキャッチフレーズを拾うと、敦賀市 ・「子育て環境日本一」 ・「本のまち

「子育て生活応援事業」って(その3、現金給付と現物給付)

 では、今回は現物給付の話です。1.現物支給は損失補填か? 9月議会での豊田議員の質問に対し、市長の答弁の中で、本(「子育て支援の経済学」)を読んだ、と前置きして「子育て支出の低減は、損失補填のようなものですので・・・」というような発言がありました。録画に失敗していたので正確な文字起こしできていませ

「子育て生活応援事業」って(その2、政策の効果)

 さて、今回(その2)では、「子育て生活応援事業」が本当に「出生数を増やすのか」?を見ていきましょう。今回はちょっと難しい話になってしまいそう。 なので結論を先に書いておきます。・今回の敦賀市の「子育て生活応援事業」は、マイナポイントを使っているが、これは現金給付の一種である。・現金給付は出生数の増

「子育て生活応援事業」って(その1、敦賀市の出生数減少)

 9月の補正予算にあげられた「子育て生活応援事業」について書きます。6回シリーズの予定です。あー、また長くなってしまう!「日記みたいなブログ書いてください」って言われているのにー! さて、まずは、わたし的結論。    「とにかくスジが悪すぎる」では、いってみよう!1.最初に、

「敦賀・黒河小児童は3人きょうだい当たり前」から話を広げてみる(第6回最終回)

 さて、ちょっと間隔が空きましたが、”「敦賀・黒河小児童は3人きょうだい当たり前」から話を広げてみる”シリーズの6回め、最終回です。 今回のテーマは「子どもを増やそう!」です。1.最初に結論最初に私の考えから結論的にスタートです。①「母親候補者」の定住率、Uターン率をアップさせる施策を打つ。 特に新

「敦賀・黒河小児童は3人きょうだい当たり前」から話を広げてみる(第5回)

 ”「敦賀・黒河小児童は3人きょうだい当たり前」から話を広げてみる”シリーズの5回め。 今回のサブタイトルは「少子化対策のモデルになれる(かもしれない)」です。(1)敦賀市の出生数は急に減少している ここ5年ほど、敦賀市の出生数は急速に減少しています。 減少率は福井県全体よりも大きい、と

「敦賀・黒河小児童は3人きょうだい当たり前」から話を広げてみる(第4回)

 さて、シリーズ4回めです。 今回のトピックスは「保育園のはなし」です。 「子育て環境日本一」をキャッチフレーズにする敦賀市の保育園の状況を見てみましょう。(1)私の実体験 保育園については、まず私自身の実体験のご紹介から。 私は平成19年(2007年)に大阪から敦賀にUターン、引っ越し

「敦賀・黒河小児童は3人きょうだい当たり前」から話を広げてみる(第3回)

さて、第3回です。今回はちょっと長め、です。2.学校とまちづくり 前回も書きましたが、黒河小学校は私が在校時には廃校寸前でした。小学校4年に上がるときに公文名の同級生たちが粟野南小学校に転校したので、1クラス13人になったことを覚えています。私にとっては、この少人数が最高によかった。落ち

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