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平成30年12月議会 一般質問2日目(12月6日)

 ということで、12月議会一般質問2日目(12月6日)です。

 前回のブログで「(新人道の港敦賀ムゼウムについて)2日目、3日目にもっと根拠のある答弁をする必要があると思います。」と書きました。

 さて2日目は?

 2日目は新ムゼウムについて結構厳しい質問が多かったのですが、答弁は質問とずれていることが多くあり、ちゃんと質問を聴いてくれているのか分かりません。質問者の聞きたいポイントに答えようとしているようには感じませんでした。

 1日目も2日目も「やさしい」という言葉が答弁で何回も何回も出てきました・・・が、

 「やさしい日本人のいた街、敦賀」をアピールしたいから「新ムゼウム」を建てるという答弁をするのなら、質問もやさしい態度で聴いていただいて、相手の聞きたいことに的確に答えようとする思いやりを示してもいいのではないでしょうか。そこも含めての説得力だと思うんだけど。あんまりつっけんどんな答弁だと、「何をアピールしたいって言ってたっけ?」と思わせる2日目でした。

 

 さて、2日目の最後に私も質問したのですが、特に財政の質問については、いろんな人に「難しかった」、「呪文か?」、「暗号か?」、「総務部長と米澤の2人だけが楽しそうだった」などと大変不評でした。反省しています。

 ということで、この拙文をお読みいただいている方には、私が言いたかったことについて以下の4点だけ押さえていただければ有難いです。

・敦賀市の財政はこれまで数十年は健全に運営されてきた(そりゃ100点ではないだろうけど)。

・市債は借金ではないし、基金は貯金ではない。市債は世代間負担の公平性を保つための手段。基金は必要な目的に必要な額を用意しておくもので、家計の貯金のように貯めれば貯めるほどよい、というものではない。現在の敦賀市の財政状況ならば、市債の減少と基金の増加に財政再建の意味合いはない。

・ここ3年間の歳出減、歳入増に見合った基金が積めていない。その理由は・・・質問を通じても分からなかった。(これに関しては答えを想定して質問をしたわけではない。本当に私も分からない。)

・敦賀市の財政はこれから数年間の大規模プロジェクトをどうプランするかが勝負。「これまで」ではなく「これから」が大事。だが、大規模プロジェクトにともなう起債と償還の計画はまだ見えていない(と思う)。

 また人口減少問題についても質問しましたが、平成30年に入って敦賀市の人口の転出入分(社会増減)は、減少スピードが再び上がっています。敦賀市の総合計画「敦賀市再興プラン」で予測より2年以上前倒しのスピードで減少しています。敦賀市のホームページの左下の方をみていただくと敦賀市の人口が出ているのですが平成30年11月30日現在で66,019人。6万6千人を切るのも時間の問題になってきました。

 企業誘致など施策の効果は出ているはず、とのことでしたが、もう一度、人口減少対策計画そのものを見直した方が良いのかもしれません。

では。

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