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リスク コミュニケーション

 敦賀市の公共施設で、公民館、スポーツ施設、図書館が4月23日から休業することになりました。

 

 これまでに、国の7都府県への緊急事態宣言(4月7日)、福井県緊急事態宣言(4月14日)、国の緊急事態宣言の全国への拡大(4月16日)が出されていました。

 安倍首相は、記者会見で

「人と人との接触機会を最低7割、極力8割の削減を目指し、外出自粛をお願いします。」「政府においては、この国家的な危機に当たり、国民の命と健康を守ることを第一に、都道府県とも緊密に連携しながら、感染拡大の防止に向けた取組を進めてまいります。」

と訴えました。

 また、福井県でも杉本知事が記者会見し、「県民行動指針」を打ち出しました。「県民行動指針」では、「これ以上 の感染拡大を食い止めるため、また、大切な人の命と健康を守るため、県民のみ なさまには、5月6日(水)までの間、以下のことを強くお願いいたします。」として、平日昼間も含め、終日、不要不急の外出の自粛を徹底してください。 」「(店舗等の事業者に対して)人が集まらないような工夫など感染防止対策を徹底してください。 」と呼び掛けています。

 また、福井県は「県民行動指針チェックリスト」を作っていて、最初のチェック項目は「1 不要不急の外出や会合・会食を自粛する」です。

 

 

 さて、このような政府や県の要請がある中、敦賀市は公共施設を開館していたわけですが、その理由は福井新聞によると「現時点では、できるだけ市民生活を変えたくない。」ということだそうです。

 記事を読んでもわからないのは、開館している理由が、

①「スポーツ施設や公民館、図書館に行くのは、政府や県が言うような『不要不急の外出』に当たらない(=必要で急を要する)」

と考えたからなのか、

②「外出や接触を抑制しても、政府や県が言うような感染拡大防止の効果は小さい(=多少の外出や接触が有っても感染拡大しないでしょう)」

と考えたのか、それとも、

③「スポーツ施設や公民館、図書館では3密は発生しない。0密だ。(=だから感染リスク自体が無い)」

と考えたのか、ということです。

 

 開館するのも一つの判断です。だから判断の理由があるはず。

 「現時点では、できるだけ市民生活を変えたくない。」というのは感情や気持ちの問題です。判断基準ではない。

 そりゃあ、みんな自分の生活は変えたくない。しかし、今、政府や県は、「そこを我慢してください」と私たちに要請してきているところです。その要請には曲がりなりにも、理由とか根拠とかが説明されています(納得できるかどうかは別にして)。

 

 で、記事も出たことだし、何か市民への説明があるのかな、いろんな店舗も自主的に営業自粛している中、市施設を開ける理由は説明したほうがいいだろうな、と思っていました。

 

 そうしましたら、記事が出た翌日には「スポーツ施設、公民館、図書館を休業します」と市から発表されました。

 今まで開けていた理由もわからないまま、急に休業する理由もわからないし、説明もない(新聞に取り上げられたから、ではないと信じたい)。

 

 市民生活には既に大きな影響が出ていて、マスクの配布や経済的な支援策も含めて行政の対応については、各自治体間で差が出てきているところです。

 自治体間で支援の規模やスピード感、タイミングの差が見えてくると、市民の間でも不満や不安を含めた様々な感情が蓄積されていくことでしょう。

 だから、こういう時こそ、ちゃんと説明した方がいいよ、みんなに納得してもらおうよ、と私は思う。何かをしないなら、しない理由も含めて。

 

 少し理想論だったかもしれないと思いつつ、今回の結論。

 「こんな時こそ、いちいち説明していくことが大事」

=「リスクコミュニケーションを積極的に!」

 

では!

 

 

 

 

 

 

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