偶然が重なると、それが何か意味のあることのように思えるものです。
この10日間ほどでお会いした人のうち、「敦賀の観光」の重要性を私に説かれた方が少なくとも5人はいたのです。これはきっと天の啓示に違いない。
私はというと、「敦賀の観光」を重要だとは思っていたけど・・・実は、敦賀にとって観光は得意分野ではないのではないかと思っていました。
いくつか理由があります。
・大阪や名古屋などの都市圏から車で2時間圏には有力なライバル観光地が多い。
・他の地方において敦賀の観光地は知名度が低い。(素材のよしあしとは関係なく)
・大阪に住んでいる頃に、観光で「敦賀」に行くという話をまわりで聞いたことがない。
さて、サラリーマン時代に事業企画を社内説明するとほとんど必ずある定番質問が、
「対象はどういう市場か?どういうお客様か?」
「競合企業(ライバル)は?」
「自社の強みは(対競合企業で)?」
の3つです。
これに照らしたとき、「敦賀の観光」が「他ではなくて敦賀!」というふうにお客様に選ばれる強い理由があるのか? ということで、私は「敦賀の観光」のポテンシャルに確信を持てないでいたのです。
そこに・・・。
「敦賀の観光」の可能性を語る5人。
最初のひとりの方(金ヶ崎緑地を力説)には、上で書いたような説明をして「本当に観光は敦賀の力の入れどころなんですか?」という感じで話していたのですが、2人目(本町通り活性化を力説)、3人目(氣比神宮について力説)、4人目(北陸新幹線開業への準備について)、5人目(観光活性化にはアイディアが大事)・・・。
偶然が重なると何か意味があることのように思えてくるのです。
ということで、「敦賀の観光」について、その可能性を信じて考えてみます。
考えがまとまったらまたブログに上げます。
では。
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