平成30年3月議会は今日から代表質問です。
代表質問は各会派の代表が質問をします。代表質問は3月議会のみ行われますが、これは次年度(平成30年度)の当初予算という年間予算を審議するのに、時期的に合わせているという意味があります。
今、敦賀市議会には会派が5つ(市政会、同志会、政志会、市民クラブ、公明党)があり、5会派それぞれが代表質問をします。
この5会派分の代表質問が終わりますと、一般質問があります。
今回は9人の議員が一般質問をしますので、5会派+9人で14の質問がされることになります。
この3月議会は何人かの議員が一般質問をしませんので、いつもより質問をする議員が少なめです。これは、「会派の代表が代表質問をするのだから、代表質問があるときには一般質問をしない」という考えの議員もいるから、ということもあります。
私は代表質問がある3月議会でも一般質問をしますが、考え方は人それぞれ、議員それぞれでいいと思っています。
ひとつ言えるのは、敦賀市の市議会では質問をする議員が、いつも多いということです。14人で「少ないっ!」と感じるくらいですから。
私は一期目から、ほとんどの議員が質問する状態でスタートしていますので「当たり前」だと思っていましたが、他市町の議員さんとお話をしていると、むしろ敦賀市議会が特殊なほうだと気づかされました。
他の市町では、代表質問しかないとか、ベテラン議員は一般質問しないとかで、本会議での議員質問の数が少ないところもあるんです。
さて、3月6日付の福井新聞に、「小浜市の3月議会の一般質問が4人だけで過去最少」との記事がありました。小浜市の市幹部は「新年度の当初予算案を提案した3月定例会なのに拍子抜けした」とか「『答弁書を作成する作業が減る』と苦笑い」とかそんなコメントが載っていました。
小浜市議会には小浜市議会の慣習ややり方、雰囲気があるでしょうから、「過去最少4人」について良い悪いを言うつもりはありません。
さて、議員が質問をするのは、市民の代弁であり、市政により多くの意見を反映するためであることは勿論ですが、質問をすることには議員本人へのメリットもあります。
それは「質問をすると勉強になる」ということです。
「質問」というターゲットを決めて、ある分野のことを調べます。現地に行く、市民と話す、市役所の人から話を聞く、本や資料を読む、インターネットで調査する、同僚議員と議論する・・・最後は自分で考える。日常的にやるべきことではありますが、「質問」というターゲットがあると質、量ともに充実した調査になるというのが私の実感です。
理由はいろいろあるでしょうが、とにかく敦賀市議会は質問が活発です。その分、市の職員さんは「答弁書を作成する作業が大変」と毎回感じているでしょう・・・。
しかし、答弁は市役所の宣伝だと思ってもらったらいいですし、市の政策を批判された時には、答弁で堂々と自分たちの正当性をアピールして説得したらいい。
そういう答弁を聞いている議員の後ろには大勢の市民がいると思って、答弁していただけると、我々議員も質問をした甲斐があろうというものです。
今回私は「上水道事業について」という題目で一般質問をします。明日8日か明後日9日になるかは分かりませんが、ご興味のある方はRCNなどでチェックしてみてください。
では。
コメント