さて、9月議会一般質問2日目です。
2日目は私も質問をしました。
質問の内容は、
「景観まちづくり刷新支援事業を中心としたまちづくりの施策について」
でした。
「景観まちづくり刷新支援事業」は、観光誘客のために目に見え形での景観形成を促進する事業です。国土交通省が、今年3月31日に景観まちづくり刷新モデル地区を全国でたった10地区のみ指定しました。
そのうちの一つが敦賀市です。
この事業では、かかる予算の1/2を国が、1/2を敦賀市が持ちます。敦賀市では合計24億円の事業が予定されていますので、敦賀市の出費は12億円になります。
また、事業期間は3年間で「集中整備」することになっています。
もう半年経過したのであと2年半ですね。
敦賀市での主な事業の内容は
・金ケ崎周辺で観光交流センター「人道の港」交流施設の整備
・金ケ崎の駐車場、駅前立体駐車場の整備
・本町通り(国道8号)道路空間美装化事業
です。
敦賀市が作った「景観まちづくり刷新支援事業」の資料へのリンクは ⇒こちら
今回の質問をする動機は、この事業が半年前に決まってから、計画を立てなきゃいけない、建物を設計しなければいけない、予算も作らなければいけない・・・・と大忙しの中、市民の皆さんや議会に対する説明が追い付いていないところもありましたので、事業の全体像やイメージが見えてくればいいな、と思ったことです。
あと一つポイントと思っていたのが、この事業が完了した2年半後の商店街の姿がどうなっていることを目標とするか、です。少し具体的に言いますと、「美しくなった商店街で、閉じていたシャッターも開き、新しいお店が〇〇軒オープンしました」というような目標を持ちたいな、ということです。
もし、お金をかけて美装化された商店街になって、でもシャッターの数はビフォー⇒アフターで変わらなかった・・・では、この事業は市民の皆さんから怒られても仕方ありません。今まで「お金がないからできません、起債はしたくありません」と言っていた中での大盤振る舞いですから。
説得力は成果で見せるのが一番ですが、たった2年半しかないのです。今のうちから空き店舗対策をすべし、というのが今回の質問のポイントのひとつです。
ただ、「『空き店舗』は必ずしも『空き家』ならず」で、いくら開業希望者がいても、物件が無くてはお店を持てません。人と物件とのマッチング、これは非常に重要です。
今回はそんなことを思いながら、質問をしました。
私の質問で、この事業の全体像が少しでもイメージできたら良かったのですが、そうできたか、自分としては正直あまり自信がありません。
まだ決まっていない部分も多いので、仕方無いかもしれません。が、2年半なんて「あっ」という間なので、ボーとしてたら工事が始まり、気がついたら事業は終わっていることでしょう。市側には折にふれて決まったことや進捗をPRしてほしいと思います。
では。
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