平成29年の3月議会の代表質問、一般質問がいよいよ始まります。予定は、
3月8日（水） 代表質問
3月9日（木） 代表質問、一般質問
3月10日（金） 一般質問
です。
さて、3月定例会は当初予算の審議をしますし、1年に1回の各会派の代表質問があります。
当初予算の発表に伴い、中期財政計画も発表されましたが、代表質問ではこの中期財政計画も議論されます。
中期財政計画は毎年出ているのですが、敦賀市の財政を展望するのにとても役立つものです。
私は昨年9月の定例会で中期財政計画についても質問したのですが、その時に要望した「中長期で予定されている大規模プロジェクトについてはざっくりでいいから示してほしい」が、本当に示されていました。もうちょっと詳しく載せてほしかったのですが、長期の先のことを載せるのは役所としてはなかなか勇気のいることだと思います。他にも「これ、こういう形でここまで出すんだ・・・」と思えるデータもあり、その勇気に敬意を表したいです。
本当を言うと、中期財政計画にはもっと言いたいことはあります。
ひとつ言いますと、もっとデータを載せてほしい。ちゃんと読むから、もっと詳しく書いてほしい。
あともう一つ。この中期財政計画は、市の職員の方も是非読んでほしい。自分の部署が財政的にどのような役割を持っているのか、どんな責任があるのか、がっしりとつかんで欲しい。
さらに一歩進めれば、この計画が各部署のコミットメント（約束）になっていなければおかしいと思う。正直、各部署にその雰囲気を感じたことがない。
私は基本的に市の職員の方はしっかり仕事をされていると、常日頃感じています。これは本音でそう思っています。熱心に自分の仕事の説明をしてくれる時などは、聞いているこちらも嬉しくなります。今までそんなことが何度も有りました。
でも、疑いなく熱意のある職員さんに、「そちらの部署にはこの計画のこの部分が割り当てられていて、目標値はこれだよね。進捗は？」と聞くと、ぽかんとされることがありました。「議員さん、その目標値とやらは、どの計画のどこに載っているんですか？」と熱意ある職員さんに聞かれたときは、こちらがぽかんとするしかなかった。
つまり「計画⇔各部署のコミットメント」の意識が薄いと思う。計画に対するフォローが弱く、「計画立てたら終わりかよ」とつっこみたくなるときがある。厳しい言い方かもしれないですが。
これは財政だけの問題ではなく、市政全体のマネジメントの問題になっています。ここ2年間の議会でも何度か取り上げられています。他の議員も同じように感じてきているのだと思います。
このマネジメントの問題は、今後の市政にとって「あまり目立たないけど、重要な課題」となってくるでしょう。新聞の記事になることも、テレビのニュースで取り上げられることないけれど、大事な話になってきています。
私もこのマネジメントの問題をよく見続けようと思っています。ぼーっとしているように見えるかもしれませんが、ちゃんと見てますよ！
では。
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